2019年2月25日月曜日

あれこれ思うこと

いろんなブログを読まさせて頂くことで、勇気を頂いたり、覚悟を決めるきっかけになったりしています。
当初はブログや治療に関しての記事は怖くて読めませんでした。
虹の橋を渡った人や、天の国にひまわりを探しに行かれた方、更新が1年以上止まっている方など、いい情報だけでなく不安になったり、気落ちしたりするページもあります。

告知された時はどんな方法を使ってでも生き延びたいと思い、とにかく抗がん剤治療をしないという選択肢はありませんでした。
抗がん剤治療で少しでも延命できれば、その間に新しい治療法ができるかもしれないという僅かな期待もありました。

けれど、ブログでは抗がん剤をしないことを選択した人がいます。
「自分らしく生きる」とはどういう意味なんだろう?と考えさせられました。

確かに抗がん剤治療はつらく苦しい副作用を伴う場合があると聞きます。
幸いなことに私は手の痺れや感覚異常、下痢で済んでいますが、もっと苦しくて辛い副作用が出た時、もういいやって気持ちになるのかもしれません。 

また、医療費も高額です。私の場合、毎月14万円。3週間に一度なので、月によっては28万円かかります。実際には高額医療制度がありますので、上限が決まってますし、税金の医療費免除で僅かながらでも返ってきますが、家計を圧迫しているのは間違いありません。
効くか効かないかわからない、抗がん剤治療のために働くってのも、なんだかなぁって思ったりもします。

人間は必ず死にますが、いつ死ぬか漠然としています。しかし、がんになったとき「生存中央値は30ヶ月です」と期限を突き付けられました。
告知されてから、いろいろ葛藤はありましたが、社会のため、家族のため、自分のために貢献できる間は生きていこうと考えるようになりました。

残された家族のため住宅ローンもできるだけ減らしておきたいし、妻が一人で生きていけるよう準備もしておきたい。また会社の部下を育てなければならいことなど、まだまだ時間が必要だと思っています。

何より、知りたいことや経験したいことが山ほどあります。
改元はたぶん経験できるでしょうが、東京オリンピックも見てみたいですし、万博に行ってみたい、できるならリニアモーターカーにも乗ってみたい。
長生きをしたいとういうより、知りたいこと、経験したいことをできずに死ぬのは悔しいと思ってます。

2~3年で死ぬかもしれませんが、抗がん剤治療を続けようと思っています。
今はいろいろ目標を決めて楽しく生きていこうと思ってます。

なんだかとりとめのない話になっちゃいました。

2019年2月15日金曜日

NCB-0846はまだか?

大腸がんの90%以上でWntシグナル遺伝子変異認められ、これらの変異はWntシグナル伝達経路を恒常的に活性化し、大腸がんの元となるがん幹細胞を発生させてるらしい。
こいつを阻害できれば、大腸がんの寛解もできるんじゃないかな

2016年8月に国立がん研究センターと理化学研究所、カルナバイオサイエンス株式会社の研究が始まったらしいけど、もう2年半たつけど、臨床試験ぐらいはじまってもいいじゃないかなぁ

他にも光免疫療法樹状細胞療法など色々新しい治療方法がでてるけど、生きてる間にお願いしますよ。

6回目の化学療法

本日6日目のXELOX+アバスチン

本日の血液検査の結果は全体的に数値が上がっていた。特に肝臓系の数値が上がっている。腫瘍マーカも上がっている。
 AST(GOT) 22-->70、ALT(GPT) 25-->80、ALP 412-->496
 γ-GTP 49-->56、CEA 9.1-->10、CA19-9 42-->57.4
 HbA1c 8.4-->8.8

血糖値もあがったためインシュリンの量が増えた。しかも二種類になってしまった。
副作用も強くなってきて、舌がピリピリし辛い物、熱い物、歯磨き粉が痛い。
お試しで「牛車腎気丸」を処方してもらった。
また、手先の痺れがずーと続くため、来週の造影剤CT次第でオキサリプラチン(エルプラット)を休薬するかもしれない。