正直、私は民間療法が治療の替りなるとは思っていません。
エビデンスがしっかりしている承認された化学療法でさえ効く効かないがあるのに、民間療法に対して絶対の信頼をおけないのが理由です。
化学療法は人の犠牲の上で成り立っていますが、自分自身を犠牲に民間療法のみを試す勇気がないというのが一番の理由かもしれません。
副作用がない民間療法が効けば一番大変ありがたいのですが・・・
また、数年前に家内がリウマチになった際、処方された「リウマトレックス」があまり効かなくて、生姜サプリや黒蟻サプリやアガリスクタケなど色々試したが殆どが目立った効果が得られませんでした。その後「レミケード」が承認され、当時は高かったのですが、すぐにそれを試したところ、あっという間に効果がみられ、関節の炎症・痛みがなくなり、リウマチ因子もどんどん下がって、今や普通に生活しています。
これも民間療法より化学療法をより信じる一因にもなっています。
ただ、民間療法を全く否定している訳でもありません。
私自身も幾つかの民間療法との併用を無理なく試しています。
がんになって初めて行った民間療法が協和発酵バイオの「iMUSE(イミューズ)」、告知後居ても立っても居られなくなり、色々調べた中、樹状細胞を活性化させるという謳い文句とリーズナブルな価格でとりあえず始めました。それに製薬会社が作っているという点も試してみる一因になりました。
正直効果があったと実感はできてませんが、抗がん剤で弱った体の何かのプラスになればと思って続けてます。
次に始めたのが「ビワ温熱療法」ビワの葉は近くの山にも生えてますし、庭にも植えたので手に入りやすい(最近は面倒くさくなって通販で買ってますが)。棒お灸も10本970円で2ヶ月もつので、リーズナブルです。
本も買って読みましたが、これは正直がんに効くとはあまり思ってないのですが、血行が良くなれば、何らかの病気に効くかなぁぐらいで続けてます。
次に始めたのが「ニンジンジュース」、ゲルソン療法を目にしたのですが、あれを完璧に実践するには精神衛生上にも栄養学的にもリスクが高いような気がするし、また1日1.2~3リットルのジュース作るのにどれだけニンジンが必要かと思うと私には無理だと思いましたが、抗酸化作用があるとのことで、1日コップ2杯(約500CC)のニンジンジュースを作って飲むことにしました。
まあ、これの効果はわかりませんが、市販のジュースよりは健康にいいだろうとの思いで続けていこうと思ってます。
次は「発酵にんにく」、これは私の病気を知らない会社の人が、抗がん剤でつらそうにしている私を気遣って自家製の発酵にんにくを下さいました。
初めは「まずい」と思いましたが、慣れるとなかなか普通に食べられます。
気分的に疲れが取れた気がするので、最近では買って毎日2片食べてます。
あとからネットで調べると抗ガン作用もあるとのことで、継続しています。
他にも気になる民間療法もたくさんあります。昆布のほにゃららや、しいたけのほげほげ、霊芝なんかも試してみたいが、かえって化学療法の妨げになったり、どれが効くかわからないものに高額な費用を払うのに抵抗があるので試せてません。
こういった民間療法を公的機関が検証してくれ、安心で安全でリーズナブルになるとありがたいですね。
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2019年7月20日土曜日
2019年7月19日金曜日
12回目の化学療法
通算12回目、イリノテカンに変えて3回目の化学療法
CEAは相変わらず10前後をウロウロしている。
次回は造影剤CT。前回は腹水が少しあったが、この数値とどうリンクしてるか興味深い。
髪の毛とのトレードオフでイリテカノンに変えたおかげか、それともニンジンジュース、発酵ニンニクのおかげかCA19-9の数値がどんどん下がっている。
ALPも一時869あったが、徐々に下がってきた。CEAは相変わらず10前後をウロウロしている。
次回は造影剤CT。前回は腹水が少しあったが、この数値とどうリンクしてるか興味深い。
血液検査の推移
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2019年7月6日土曜日
【新治療】大腸がんでもいよいCAR-T細胞療法
大腸癌でNKG2Dリガンド標的CAR-T細胞療法は自家細胞、同種細胞ともにFOLFOXとの併用で有望
既治療の進行大腸癌にラムシルマブと複数のキナーゼを阻害するmerestinibの併用が有望
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進行大腸癌において、NK細胞に発現するNKG2Dのリガンドを標的としたキメラ抗原受容体(CAR)T細胞療法(CAR-T細胞療法)はFOLFOXとの併用で、自家細胞を用いた場合も、同種細胞を用いた場合も、安全に投与でき、効果も期待できる可能性がフェーズ1試験で明らかになった。
既治療の進行大腸癌にラムシルマブと複数のキナーゼを阻害するmerestinibの併用が有望
既治療の進行大腸癌に対して、ラムシルマブと複数の癌関連キナーゼ(MET、AXL、RON、MKNK1/2)を阻害するmerestinibの併用投与は有望なことが明らかとなった。フェーズ1試験で奏効は認められなかったものの、比較的長い無増悪生存期間(PFS)と全生存期間(OS)が示された。
どちらもフェーズ1試験なので、まだまだ時間がかかりそうですが、期待できますね。
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