進行大腸癌において、NK細胞に発現するNKG2Dのリガンドを標的としたキメラ抗原受容体(CAR)T細胞療法(CAR-T細胞療法)はFOLFOXとの併用で、自家細胞を用いた場合も、同種細胞を用いた場合も、安全に投与でき、効果も期待できる可能性がフェーズ1試験で明らかになった。
既治療の進行大腸癌にラムシルマブと複数のキナーゼを阻害するmerestinibの併用が有望
既治療の進行大腸癌に対して、ラムシルマブと複数の癌関連キナーゼ(MET、AXL、RON、MKNK1/2)を阻害するmerestinibの併用投与は有望なことが明らかとなった。フェーズ1試験で奏効は認められなかったものの、比較的長い無増悪生存期間(PFS)と全生存期間(OS)が示された。
どちらもフェーズ1試験なので、まだまだ時間がかかりそうですが、期待できますね。
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