2020年1月20日月曜日

転院

本日、新たな病院に入院した。

家から高速使って車で1時間半なのだが、入院中の駐車場代もとられるので、電車で重い荷物をもって乗り継ぎ3回し、2時間半かけてようやく着いた。
もう着いたときにはヘロヘロになっていた。
手続きを終えさっそく病室へ。大部屋が空いてなくて個室になったが、先生からは何の指示もされてないらしく、しばらく放置された。
看護師さん曰く前回の有名な先生はほとんど病院におらず、週二回の手術日に見かけるそうだ。しかも手術が終わると帰ってしまうそうだ。

しばらくたって病室に現れたのは、やさしそうな先生。
「CTを見ると相当お腹が張って辛そうだから、まずは鼻からチューブを入れて腸圧下げますね。明日の食道瘻造設手術は場所もないし一週間ほど様子を見ます」

えぇぇぇぇ~またもやイレウスチューブか。まあ楽になるからいいけど、それならもっと早く入院させてくれれば、家で苦しまなくてもよかったのに・・

今回の先生は質問しやすそうだから、前回質問できなかった内容を聞いた。

「食道瘻造設は腸圧を下げるためだけですか?」

「そうです。ここ2~3年の新しい技術で鼻やのどの違和感なくず~とつけたまま生活している人もいますよ。プリンとかも食べられますし、食道瘻から吐くこともできますよ。」

プ、プリンって俺が食いたいのは牛丼、かつ丼、天丼、ギョウザ、焼肉、パスタetcなの
二ヶ月のカロリーを取り戻したいのだ!!
それにちょっと思ってたのと違うなぁ てっきり治療をするために開けるんだと思っていたが、対処療法だったとは・・・・
質問を変えてみよう。

「前回大きな腫瘍があると言われたが腹膜播種はどうやって治すのでしょうか?」

「抗がん剤はやってなかったの?腹腔抗がん剤は?」

「いえ、XERIRI+アバスチンをやってました」

「点滴だけね。小腸ストーマも含めて方針はまた他の先生方とも相談しますね」

なんか釈然としないなぁ こんなに元気なのに腸の中はそれは恐ろしい状態になっているのか、それとも小腸イレウスってやはりここでも相当難しいのだろうか?
腹膜播種センターと言うぐらいだから、腹膜播種に対してなんらかの処置はしてくれるだろうと期待しつつ、しばらくは前回入院同様何もしない一週間を過ごさなければならない。