転院してはや1週間、イレウスチューブのおかげでお腹もぺったんこで調子もいい。
レントゲンの結果次第でストーマ手術をするかどうかの最終判断。
先生が病室に入ってきて言いにくそうに「ストーマ中止して食道瘻に変更します」と言ってきた。
レントゲンの結果が悪かったのだろうとすぐに予想は付いたが、詳しく聞いてみると小腸の半分が動いていないそうだ。イレウスチューブが途中で止まってしまっているらしい。
原因はおそらく腹膜播種が悪さをしているのだろうとのことで、ストーマを付けられない可能性が高いらしい。
ただ、食道瘻にするとゼローダが使えないし、食事も流動食しか食べられない、ストーマの覚悟を決めていたので今更感もあるが、食べ歩きリストを作っていたので、それが一番困る。
開けてもそのまま閉じる可能性があることを条件にストーマの手術をやってもらうことになった。
今後の治療のために腹腔ポートの造設もして頂けることになったが、とにかく開けてみないとわからないらしい。
先生ははっきりとは言わないが、腹膜播種が相当進行してるのだろうと予想は付く。悪い内容ではあるが、現実を知れたことはありがたい。前の病院では現実すら知ることが出来なかっただろう。