2018年12月31日月曜日

【新治療情報】光免疫療法

頭頸部扁平上皮がん対象に第3相試験LUZERA-301試験が開始されたらしいですが、仕組み的にはどのガンにも効きそうだけどねぇ。これも早く大腸がんに適用されて欲しいですなぁ

https://oncolo.jp/blog/181219k01

【新治療情報】樹状細胞療法

2018年12月26日 和歌山県立医科大学発表引用
和歌山県立医科大学は、膵臓(すいぞう)がんの新しい治療法「樹状細胞免疫療法」の確立に向けて取り組んでいる治験を、県立医大付属病院(和歌山市)を含めた全国11病院で共同実施すると発表した。県立医大の治験で薬剤の安全性が確認できたため。「オールジャパン体制で有効性の検証を進めたい」としていて、2022年の承認申請を目指す。

樹状細胞免疫療法ってクリニックとかで保険外診療で行われてるけど、何が違うのでしょうかねぇ。また、どの癌にも効きそうだけど、そのうち大腸がんにも適用されるのでしょうかねぇ とにかく承認を期待してますよぉ~

2018年12月30日日曜日

ブログを書くことにしました。

2018年12月30日 なかなか勇気がでなくて、人のブログも見ることができませんでしたが、ようやく気持ちの整理も出来たので何か私なりにお役に立てればとブログを書くことにしました。
初めて症状が出た日まで遡ってブログを書きました。
皆様よろしくお願いいたします。

3回目の化学療法

2018年12月14日 3回目の診察と化学療法
最近、副作用のせいかガンのせいなのか下痢がひどい。胆嚢があったあたりもずーと痛い。しかも今まで基準内に入っていたALPと腫瘍マーカCEAとCA19-9が基準値をオーバーした。
ALP:444 CEA:6.5 CA19-9:47.1
12月26日に造影剤+CTを予約。年明け1月4日に診察。4回めの化学療法だ。
まさか、二次治療に入るってことはないよねぇ~~~なんか不安。

1回目の化学療法

2018年10月26日 ようやく1回目の化学療法が始まった。
XELOX+アバスチン療法だ。
 抗ガン剤 ゼロータ(経口薬)とオキサリプラチン(点滴)
 分子標的 アバスチン(点滴)
オキサリプラチンの副作用がやっかいで、点滴後手足と口回り、のどで冷たいものが触れるとピリピリ痛む。
1回目は5日間ぐらいで治ったが、2回目3回目と徐々に強く長く副作用が現れるようになった。

ようやく退院

2018年10月8日 一回目の入院から4ケ月以上、ようやく退院となった。
長い入院生活と二回の手術で、体力も体重(20kg)も落ちしばらく自宅療養となった。

胆嚢摘出手術

2018年10月2日 腹膜播種のせいか、腹水が引かないため、胆嚢チューブが抜けずにいたが、この日胆嚢摘出の手術を行った。
癒着がひどく、2時間の手術予定が4時間以上かかった。   らしい。

大学病院へ

2018年9月28日 胆嚢チューブがまだ抜けず、刺したまま3時間かけて大学病院へ
「何でも聞いて下さいね」って人の良さそうな先生だった。

私「大学病院でも今の病院でも同じ治療方針でしょうか?また、大腸がんも虫垂がんも同じ治療でしょうか」

先生「基本的な治療方針は間違いないです。大腸がんの治療方針を行うべきです。BRAFが陽性なら医師主導治験を受けて頂ける可能性はあります。」(後に陰性と判る)
先生「遺伝子パネル検査の先進医療を行うが24万かかるので、来年4月以降の保険診療を目指しているので、それまで待って頂く方が現実的です。」

私「大腸がんでも免疫療法の治験を行っているところがあると聞きましたが、使えるのでしょうか」

先生「オプジーボ、キートルーダは大腸がんにはごく一部の人にしか効果がないが、マイクロサテライト不安定性が高ければ、年末もしくは来年春には使える見込みなので、検査を受けてみてはどうでしょう」(実際に12月21日にキートルーダがMSI-Hで承認)

他にも色々相談しましたが、一つ一つ丁寧に答えて頂きました。
結局今の病院で治療を継続するこことにしましたが、「心配であればセカンドオピニオンではなく、外来診療で相談に来て頂いてもかまいませんよ」って言って下さいました。
最後に「残念ながら治すと言ってあげられない病気です。その点を覚悟し、長生きを目指す治療を行いましょう」
「治らんのかい」って心の中で思いながら、病院を後にした。
まだ、少し楽観的に考えていた自分がいたが、これで覚悟が決まった。

セカンドオピニオン

2018年9月13日 一昨日の告知から少し落ち着いた。
これからどんな治療をやっていくのか、どのくらい生きられるのか、大学病院とかで先進治療があるのかなど先生に聞いた。

「あとどのくらい生きられますか」
「ステージⅣの生存中央値は30ヶ月です。でもあっちこっちに転移した人も含めてですから・・・」とちょっと気を使ってくれた。
2年半かぁ すぐに死ぬと覚悟してたから、短いような長いような・・・
「どんな治療になりますか」
「抗がん剤と分子標的薬の投薬になります。転移しても切ればいいですよ」とにかく気を使ってくれる。

あとどうしても聞いておきたいが、なかなか言いづらい内容が「この病院でも大学病院でも同じ治療ができるのか?」先生との関係も損ないたくないけど、こっちは命がかかっているから、思い切って聞いてみた。
「そんなこと気にしてたんですか? セカンドオピニオンは当然ですよ。遠慮しなくてもいいですよ」っと快く引き受けてくれ、いくつか大学病院の候補を出してくれ、がん化学療法で有名な先生を紹介してもらうことにした。



告知

9月11日 切除した大腸の生検結果が出た。
予想もしない内容が告知された。
「大腸がんです。リンパ、血管、神経にも浸潤しており、腹膜播種もあります。ステージⅣです。」
ステージⅣ・・・・末期・・・・ 色々質問した気がするが、何を聞いたが覚えていない。
力なく病室に戻った、奥さんが励まそうと笑っていた事は覚えている。

胆嚢ドレナージ

2018年8月29日 胆汁を抜くために脇腹から肝臓を貫通してチューブを入れた。
これがめちゃめちゃ痛い。チューブから真っ黒になった胆汁が抜けてきた。
あれほど続いていた痛みがなくなり、熱も出なくなり不思議なくらい楽になった。
しかし、これから約1ヶ月チューブが挿しっぱなしになる。

まさかの胆嚢炎

2018年8月22日 腸閉塞部分の切除を行った。医師には腸が塊りになって癒着していたと言われたが、今にして思えば医師はこの時点で大腸がんと判ったのだろう。この時はまだ呑気に治った気でいた。

手術から2日目ぐらいから、あばら骨の内側あたりが痛く、痛み止めを打たないと我慢できない状態が続いた。熱も下がらず、CRPが30、ALPが1000を超えた。しかしCTでもエコーでも異常が見つからない。胆嚢炎であればもっと胆嚢が腫れるはずだが、大きさに異常がないらしい。

原因不明のまま1週間が過ぎたが、一向に治らない。今度は検査技師、内科医、外科医立会で再度のエコー検査を行った。

長~い検査で、胆嚢に穿孔があり胆汁が漏れていたのを発見。手術後間もないこともあり、胆嚢摘出ではなく、胆嚢に管を入れて胆汁を抜くことになった。

長い入院生活

6月25日の入院から、また絶食生活。体調戻ってきて、少量の食事を始めた途端また再発。これを何度か繰り返し1ヶ月が過ぎた。一向に改善しないことから、大腸ファイバーで閉塞箇所の検査。

大腸と小腸の境目バウヒン弁あたりが閉塞しているらしい。組織をとって生検した結果、白血球がたくさん集まっているらしく、MALTリンパ腫の疑いと診断された。
8月8日 PET-CTの検査を行ったが、閉塞している部分がぼんやりと光っている程度で、この時もまだ、大腸がんとは考えてもいなかった。

8月22日 特にこれといった治療を行うでもなく絶食だけで約2ヶ月、一向によくならない。いずれにしても腸閉塞を何とかしないといけないとのことで、内科から外科に変わり手術を行うこととなった。

再発・再入院

2018年6月25日
5月29日に退院して、1週間ぐらいしてから、またお腹が痛くなった。
仕事も忙しく出張も多かったので我慢してたが、ごはんを食べても戻すようになり、再度病院に行くと、前よりひどくなってると再入院が決定した。
今度は腸閉塞疑い。ここから長い長い入院生活が始まった。

めでたく退院!?

2018年5月29日
5月21日の入院から絶食で体調もよくなり、ごはんも食べられるようになり、めでたく退院となった。

即、入院

2018年5月21日
昨日、痛かったお腹も痛くないので、朝から仕事に出かけた。
が、始業からすぐに痛くなり、そのまま病院へ駆け込んだ。
血液、レントゲン、CT、エコーの検査の結果、腸炎との診断でそのまま入院となった。
この時は、大腸がんだなんて思ってもみなかった。

それは突然に始まった


2018年5月20日
大阪天保山に海上自衛隊の「かが」が来るということで、朝から奥さんと二人で車で出かけた。
道中お腹が痛くなって、トイレに行くが一向に治らない。これは前にやった大腸憩室炎かなぁ、まあ我慢できなくもないし、今日一日楽しんで、明日にでも病院にいくかぁ
これが、始まりだった。