2018年12月30日日曜日

大学病院へ

2018年9月28日 胆嚢チューブがまだ抜けず、刺したまま3時間かけて大学病院へ
「何でも聞いて下さいね」って人の良さそうな先生だった。

私「大学病院でも今の病院でも同じ治療方針でしょうか?また、大腸がんも虫垂がんも同じ治療でしょうか」

先生「基本的な治療方針は間違いないです。大腸がんの治療方針を行うべきです。BRAFが陽性なら医師主導治験を受けて頂ける可能性はあります。」(後に陰性と判る)
先生「遺伝子パネル検査の先進医療を行うが24万かかるので、来年4月以降の保険診療を目指しているので、それまで待って頂く方が現実的です。」

私「大腸がんでも免疫療法の治験を行っているところがあると聞きましたが、使えるのでしょうか」

先生「オプジーボ、キートルーダは大腸がんにはごく一部の人にしか効果がないが、マイクロサテライト不安定性が高ければ、年末もしくは来年春には使える見込みなので、検査を受けてみてはどうでしょう」(実際に12月21日にキートルーダがMSI-Hで承認)

他にも色々相談しましたが、一つ一つ丁寧に答えて頂きました。
結局今の病院で治療を継続するこことにしましたが、「心配であればセカンドオピニオンではなく、外来診療で相談に来て頂いてもかまいませんよ」って言って下さいました。
最後に「残念ながら治すと言ってあげられない病気です。その点を覚悟し、長生きを目指す治療を行いましょう」
「治らんのかい」って心の中で思いながら、病院を後にした。
まだ、少し楽観的に考えていた自分がいたが、これで覚悟が決まった。