これからどんな治療をやっていくのか、どのくらい生きられるのか、大学病院とかで先進治療があるのかなど先生に聞いた。
「あとどのくらい生きられますか」
「ステージⅣの生存中央値は30ヶ月です。でもあっちこっちに転移した人も含めてですから・・・」とちょっと気を使ってくれた。
2年半かぁ すぐに死ぬと覚悟してたから、短いような長いような・・・
「どんな治療になりますか」
「抗がん剤と分子標的薬の投薬になります。転移しても切ればいいですよ」とにかく気を使ってくれる。
あとどうしても聞いておきたいが、なかなか言いづらい内容が「この病院でも大学病院でも同じ治療ができるのか?」先生との関係も損ないたくないけど、こっちは命がかかっているから、思い切って聞いてみた。
「そんなこと気にしてたんですか? セカンドオピニオンは当然ですよ。遠慮しなくてもいいですよ」っと快く引き受けてくれ、いくつか大学病院の候補を出してくれ、がん化学療法で有名な先生を紹介してもらうことにした。