今回のイレウスはなかなか治らない。
お腹は痛いしお腹の張も収まらない。
あまりにもつらいので、「イレウスチューブを入れてくれ」とお願いするも、「レントゲン画像ではむしろ良くなってるんですけどねぇ 今度CT取りましょうか」という先生にとりあえず納得してしまった私。
しばらく我慢してたが、一向に良くならない。むしろ嘔吐を繰り返すようになり慌ててCT。
結果、大詰まり。レントゲンでは映らなかったらしい。
だから言ったのにと心の中で叫んで、緊急イレウスチューブ挿入。
主治医は外来担当日で今回は別の先生がやってくれることになった。
ところが、一人は新人君。この新人君は自信家なのかプライドが高いのか経験ないのに何でこんなに自信ありげにしゃべれるの?ってくらい新人君特有のかわいらしさがない。
もう一人の先生は若いけど経験豊富な先生(以下A先生)。てっきりこの先生がやってくれるものだと思っていたが・・・なぜ新人君がエプロンつけてる? もしや・・・
新人君が胃カメラを持ったときには絶望しかない。思わず看護師さんに目で訴えたが、伝わらなかったみたい。
新人君が「(鼻の)右穴がいいですか左がいいですか?」聞くもんだから「前回右やったから今回も右で」とお願いしたところ「左穴の方胃にが近いですよ」って
???一瞬考えたが、喉通る時点で一緒じゃんと反論しようしたら、A先生が「一緒です」と言ってくれた。
こいつ大丈夫か?本当に医大出てきたか?って不安は増すばかり。
まずはカメラの挿入しワイヤーを入れてチューブを通すという作業になるのだが、カメラの挿入時に案の定たどたどしい。おいっあの自信はどこに行った。
鼻への挿入時にもたつくもんだから、めっちゃ痛い。
しばらく、A先生の指示でカメラを操作していたが、とうとうA先生に取り上げられた。
やっと安心できると思ったのもつかの間、「じゃ今度はチューブを入れて」って新人君へ指示。
おい、俺は新人君の練習台かっ と心の中で思ったが、言えるはずもなく新人君にあっさり交代。
まあ、当然出来る訳もなく、しばらく苦戦していたが、A先生に交代。新人君はワイヤー操作係へ。が息が合わずワイヤー操作もA先生が行い、ワイヤーを拭く掛かりへ降格。
A先生もチューブを胃の中でうまく弛ませる事ができず、何度も何度もやり直し。
お腹を押したりするもんだから、大量に嘔吐してしまった。
しばらくするとベテラン先生が参加してくれて、あっさり終了。
1時間以上もかかってしまった。
機械(サキューム)を装着すると、出るわ出るわ初日の夜だけで2リットル、今朝から2リットル。
おかげで腹痛もお腹の張の違和感もなく快適に。
あとは手術するかどうか